コロナ後遺症に悩まれている方、
あるいは、
「これって、もしかしてコロナの後遺症!?」と原因不明の謎の不調に悩まれている方、
正直、「これは間違いなくコロナ後遺症です」と断言できるケースはあまりないのかもしれませんが、
少なくとも、コロナ感染歴があり、回復・社会復帰した後も、何らかの不調・・・感染前にはなかった愁訴があるならば、間違いなく体の中では何かが不具合を起こしています。
それが、コロナであれ、あるいは全然関係のない他の何かであれ、そのような得体のしれない・・・病院でも明確な診断のつかないものは、意外と鍼灸をはじめとした伝統医療が功を奏することがあります。
なぜなら、伝統医療の多くが病やその原因を診るのではなく、人そのもの・・・生命や力に焦点を当てているからで、それは究極、コロナであろうが何であろうが、その人の生命の状態がそうなのであるから、それをなんとかしようとすうる方法論から成るものだからです。
すなわち、病を治すのではなく、生命の状態をそもそもあるべき状態に戻す→それは他の誰でもない本人にしかできないものだから、本人があるべき状態に戻れるよう少しだけお手伝いをする、感じです。
と、言うことは・・・
鍼灸をはじめとした伝統医療では、本人の自然治癒力で自然と治る可能性のある、ありとあらゆる疾患に適応します。
逆に言うと、自然治癒力ではどうあっても手に負えない状態、あるいはのんびりと自然治癒力の時の流れに身を任せてしまったら手遅れになってしまうような緊急の疾患は、NG! = 不適応ということになります。
さて、そんな伝統医療の鍼灸ですが、宮町鍼灸整骨院は外傷系やコリなどの治療の時の局所的な鍼灸治療だけではなく、自然治癒力正常化のための全身調整的な鍼灸治療として「長野式」という治療術を行っています。
「長野式」で行う鍼灸治療は、鍼灸の伝統的な古典理論と、西洋医学の解剖学・生理学・病理学などを根拠に、それらを融合させて、患部や症状だけに捉われず、症状の背景となる全身・全人格まるごと捉えて治療する術です。
完全に古典のみ、というわけでなく、西洋医学にもしっかりと対応させながら考えていく・・・といったところがミソで、だからこそ新興の「コロナ後遺症」などにも融通無碍に対応していくことができます。
この「長野式」の代名詞、といわれるほどの処置法が、「扁桃処置」。
つまり前回述べました、免疫機能の最前線の重要スポットである、喉の奥の方の、いわゆる“扁桃腺”のある領域ですね。ここにはやはり前述したコロナ後遺症治療のマスターキーとも言える「上咽頭」も含まれます。
長野式では「扁桃病因論」を重要視し、当初からこの扁桃における慢性炎症への介入を試みてきました。
世には様々な、素晴らしい伝統医療、鍼灸流派があると思いますが、「扁桃」にこれほどこだわる流派は、「長野式」をおいて他にはありません。
すなわち、コロナ後遺症の主因がもし本当に上咽頭を含む扁桃にあるのならば、まさにこれは「長野式」がベストチョイスになってもおかしくないと思います。
私どもは、そう考え、コロナ後遺症に悩まれる皆様と「長野式」という唯一の武器を持って、一緒に闘っていこうと思っています。
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