5月のように暖かくなったかと思ったら、雪が降り、日ごとの気温差が激しい今日この頃。
このように気温差が激しい時期は、なんだか体調が優れない…という方が増えてきます。
中でも最近ご相談が多いのは、『頭痛』
頭痛と言っても、痛み方、痛む場所、タイプは様々ありますが、
今日は体質と絡めてお話しようと思います。
私が普段施術をしていて多いのが『血虚』の頭痛。
女性にかなり多いです。
東洋医学では『血』は血液やエネルギーのこと。
血虚とは、血液・栄養分が足りない状態です。
このタイプの頭痛は、全体的に痛み、触られると楽になる。
目の使い過ぎやストレス過多でも血が消耗するので、目の不調がある事も多いです。
他、冷え性だったり、顔が青白かったりなども血虚の特徴です。
おすすめ食材は、なつめ、ほうれん草、黒豆など血を作り出してくれるもの。
生活では、目を休める(スマホ、パソコンを見すぎない)、夜更かしをしない、などが大事。
当院での治療では、血を作り出してくれるツボへ鍼やお灸をしていきます。
腰の『八髎穴』というつぼがかなり効果的!
このツボには灸頭鍼という鍼の上にお灸がついたものをすることが多いのですが、
暖かくて気持ち良いと好評です♪
お灸のセルフケアでも、
手首のしわから指3本分、腱と腱の間にある『内関』(ないかん)
内くるぶしから指4本分上、骨のすぐ後ろにある『三陰交』(さんいんこう)の組み合わせがおすすめ。
頭痛にお悩みの方は是非1度ご相談ください♪
次回は瘀血の頭痛について解説します!
鍼灸師/鈴木悠華
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