大人でも多く見られ、悩ませる人も多い猫背ですが
現代では、特に子供の猫背を気にする親も多くなっています。
実際、お子さんの自覚症状はあまりなく
お子さん自身が猫背を気にしているというよりは、親が子供の猫背・姿勢の悪さを心配されることがほとんどです。
そもそもの原因を考えると
スマートフォンやPC、タブレット作業による圧倒的な日常生活の姿勢の悪さです。
今の小中学生の授業や宿題では当たり前のようにPC、タブレットを使い
家ではスマートフォンを使いゲームや動画をみたりと、常に猫背の状態で過ごす時間が1日のほとんどになってしまっています。
猫背と一概に言ってもどうなったら猫背なのか、猫背によって体にどんな影響をあたえるのか。
今回は猫背によって引き起こされる体への影響です。
猫背の状態が継続されると、皆さんが多く悩まされている肩こりにつながります。
肩こりでマッサージをうけてその場では楽になっても1週間や、短い人だと2、3日でまた元に戻ってしまう…という方多いともいます。
これも日常生活での姿勢によって根本的な解決にはなっていない為です。
猫背によって頭部の位置が前方へ変位することで首の筋肉が引っ張られ、緊張が強くなることで神経への圧迫より痺れや脱力感の症状が見られる場合があります。
また、頭部の位置が前方へ変位することによって頚椎の生理的弯曲が失われ、いわゆるストレートネックになる場合があります。
ストレートネックになることで頚椎の椎間板に対するストレスが増強しヘルニア発症のリスクがあがります。
他にも特に子供の猫背は
・集中力の低下
・運動能力の低下
・身長が伸びにくくなる
・肥満
これらへの影響も考えられます。
今回は猫背による体への影響をお伝えしました。
次回は猫背のラインについて紹介していきます。
筆者 田中玲衣 宮町鍼灸整骨院 〒980-0004 仙台市青葉区宮町2-1-47阿部幸ビル2F 022-268-0855 【Instagram】 https://www.instagram.com/miyamachisinkyuu/
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